June 2020   
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ベックオンライン簡易ガイド

beck-online - DIE DATENBANK (日本代理店:エヌオンライン製作)

1. ご利用上の注意
  • ブラウザを選びませんが、ベック社は最新バージョンを推奨します。
  • ドイツ語の文字化け対処として、ブラウザ「表示」は「エンコード」メニューからunicode(UTF-8)を適用してください。
  • 収録された全文テキストは全て著作権処理がされていますので、印刷・保存ができます。引用時にはベックオンラインからのダウンロード日時等を明記してください。
2. ログイン
  • 研究機関の契約は大学パッケージ(Uni-Paket)となります。IPアドレス自動認証方式でログインし、学外からのリモートアクセスは禁止されています。
  • IPアドレスの外側からアクセスすると検索画面が表示されず、利用者名(Benutzername)とパスワード(Passwort )の入力が要求されます。
  • 一般利用者(民間組織や個人)の場合はID/PW方式でログインします。利用場所に制約はなく、3つのIDがあたえられます。この場合、学術価格と比べて高額となります。
3. 収録コンテンツ
  • ベック社発行物(学術雑誌・週刊紙、コメンタール、ハンドブック、法判例集、行政書式等)を収録しています。一部、他社の刊行物を有料でライセンス提供します。
  • ベック社発行物の全体セットが全体プレミアム版(premium edition)です。他社製品は含まれないため、追加購入して同時利用します。
  • ご契約(購読)製品をモジュールと呼びます。各モジュールは収録コンテンツの一部で構成されます。同一分野にも最上位、上位と下位のモデルが揃っています。利用者の研究分野に適したモジュールをいくつでも選択購入できます。
  • ベックオンラインに収録されるコンテンツは契約の有無に関係なく全目次を検索することができます。
4. 検索画面
  • 画面上方に現れる一行表示の検索フィールド(Suche:)が何時でも操作の出発点です。
  • 一つか複数の検索語を入力して虫眼鏡アイコンを押すと、収録コンテンツの中からその語を含むドキュメントだけを呼び出します。検索語としては、雑誌名や著者、裁判所、法律条文、著作物名、および専門用語が使われます。
  • その検索条件にヒットした雑誌記事(Aufsatz)やコメンタール論文(Kommentar)、裁判例(Rechtsprechung)や法律条文(Norm)が取り出されます。合計ヒット数(Treffer)が1,000以上の時は実数が示されません。
  • 購読中の全文テキストだけを調査したい時は、「私の/私たちのベックオンライン」(Mein/Unser beck-online)にチェックを入れてください。
5. 検索結果リスト
  • ベックオンラインの検索は、収録コンテンツの全文テキストを対象に実行しますので、検索語がかなり特殊な場合を除いてヒット数が大変多くなります。
  • 結果リストは、ソート機能(Sortieren nach:)で関連性(Relevanz)の高い順、日付(Datum)の新しい順に並べ替えることができます。
  • 結果リストは最初、資料名と記事タイトル、および著者名や版表示だけです。コンテキスト(Kontexte:)表示機能を使うと検索語の前後の脈絡を知ることができます。
  • 画面左側では、結果ドキュメントをカテゴリーに区分しています。関連する法分野別に自動分類し、その下では出典資料タイプ別に自動分類します。これを活用すれば、全体ヒット結果数が1,000以上でも利用者の関心に合うものを精選できます。
6. 詳細検索フィールド
  • ヒット数を更に絞りたい時は、検索語はそのままに維持しながら、統合型の詳細検索フィールド(Detailsuche)を開いてください。用意された周辺条件によって細かく限定できます。
  • 右図では経営協定(Betriebsvereinbarung)と労働時間(Arbeitszeit)を検索し、かつ現在購読中のモジュールに限定しています。詳細検索フィールドを使えばさらに、検索範囲(Bereich)として雑誌名にNZA=Neue Zeitschrift für Arbeitsrecht を入力し、法分野を労働法(Arbeitsrecht)に限定します。次に入手したい刊行物タイプを雑誌記事とコメンタールに絞ることができます。
  • 特に大切な限定条件としては、「見出語また要旨に限定する」(nur in Überschriften suchen)機能チェックボックスがあります。ベックオンラインが基本的に全文テキストの中から調査するため、裾野が広すぎる傾向があります。それを各ドキュメントの主題からの調査に変更するため、ヒット数を大幅に減らすことができます。
  • 詳細検索フィールドを使った時は、画面右下の検索(Suchen)ボタンを押します。
  • 複雑な検索条件を毎回設定し直すことは手間が掛かります。その場合は「設定内容を保持する」(Sucheinstellungen beibehalten)機能チェックボックスを活用してください。(個人ID/PW方式で購読中の利用者も同様です。)
7. 印刷と保存(ヒット結果リストから)
  • 結果リストから保存・印刷するときは、右上のアイコン列を使います。それらの機能として左端から、ドキュメント保存形式を選ぶ、チェックしたドキュメントをリスト表示する、当該ドキュメントにチェックを入れる(また外す)、印刷(保存)マネージャを開く、右端が電子メールを送る、となります。
  • 必要なドキュメントの先頭ボックスにチェックを入れ、続けて印刷マネージャ(プリンタアイコン)を押すと必要なドキュメントが印刷できます。図のように、三択の印刷メニュー(Druckauswahl)が現れますから、一つを選びます。下の付加(Option)には全文テキストを印刷するチェック、またタイトルごとに新頁を開始するチェック、のふたつがあります。
  • 印刷する(Drucken)ボタンを押すと実行します。このとき、ブラウザの印刷メニューを取り消してファイル保存に切り替えれば、チェックしたドキュメントを(ファイル名を付けて)保存します。お使いのブラウザの方法で操作してください。
8. 印刷マネージャ(HTMLテキストファイル)
  • 特定の記事(又はコメンタール、ハンドブック、法判例集、行政書式)表題(リンク)をクリックします。展開したら印刷マネージャ(プリンタアイコン)を押して当該ドキュメントを印刷(および保存)します。
  • この場合は三択メニューでなく、現在のドキュメント(aktuelles Dokument)だけが現れます。このドキュメントに対して関連情報を追加したいときは、必要な項目にチェックします。
  • プリントと違って、各頁につけられた脚注(事項注)は連番がつけられて記事の最後に一括表示されます。
9. ドキュメントマネージャ(各種形式での保存)
  • 左から2番目にドキュメントマネージャのアイコンがあります。ここをクリックすると右記のウィンドウが開きます。示された形式での文書保存が可能となります。
  •   
  • 用途に合わせてPDF、Word、Richtext、HTML形式で保存します。
  • 当該文書のURL情報を保存することもできます。
  • 個人設定を済ませたユーザーは書類入れAkteに文書を保存管理することができます。
10. ログアウトと利用ガイド
  • IPアドレス自動認証利用では、そのままブラウザを閉じてください。ID/PW利用の場合は、必ずログアウト(Logout)ボタンを使ってください。
  • エヌオンラインが提供する最初のスクリーン(2. ログイン画面)に戻ると、当検索ガイド、詳細ヘルプ、用語説明、講習会用マニュアルなどを参照できます。これは学内でお使いいただく場合にご覧いただけます。
  • 小社はベックオンラインを契約中のお客様からいただいく貴重な質問・要望を、毎年発行するマニュアル冊子に反映させております。どのような内容でも、お気軽にお問合せください。
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